◎林翠儀
睡眠時間の長い子供ほど、記憶や感情に関わる脳の部位「海馬」の体積が大きかったことを、東北大の滝靖之教授らの研究チームが突き止めた。海馬は大脳辺縁系の古皮質に属し、本能的な行動や記憶に関与する。断面はタツノオトシゴのような形。
小孩子的睡眠時間愈長,關係到記憶和情緒的大腦部位「海馬」,體積也會愈大,東北大學瀧靖之教授等人的研究團隊徹底查明。海馬屬於大腦邊緣系統的舊皮質,與本能行動或記憶有關。它的剖面狀似海馬。
研究チームによると、うつ病や高齢者のアルツハイマー病患者で海馬の体積が小さいことが明らかになっており、滝教授は「子供のころの生活習慣を改善することで健康な脳を築ける可能性がある」としている。
研究團隊表示,憂鬱症或高齡的阿茲海默症患者,海馬體積較小的情況已獲證實,瀧教授表示「改善兒童時期的生活習慣,具有奠定健康大腦的可能性」。
研究チームは2008年からの4年間で、健康な5~18歳の290人の平日の睡眠時間と、それぞれの海馬の体積を調べた。その結果、睡眠が10時間以上の子どもは6時間の子どもより、海馬の体積が1割程度大きいことが判明したという。
研究團隊從2008年起花了4年時間,針對5到18歲健康的290人平時睡眠時間,以及他們每個人的海馬體積進行調查。結果發現,睡眠超過10個小時的兒童比6個小時的兒童,海馬體積大一成左右。
新聞辭典
育つ(そだつ):成長、培養、長大、發展
例:苦労(くろう)を知(し)らずに育った子(こ)どもは、大志(たいし)や勇気(ゆうき)を持(も)てず、失敗(しっぱい)に簡単(かんたん)にくじけてしまいがちだ。(不知人間疾苦養大的小孩,沒有遠大的志向和勇氣,遇到失敗往往輕易地氣餒。)